「家族旅行でマイルを貯めたい!でも年会費の差が気になる…」
そんな方におすすめなのが、年会費が比較的リーズナブルなソラチカカードです。今回は、2児の父で年間100万円以上を旅行に使う私が、ソラチカカードの一般とゴールドを実際の費用対効果から徹底比較していきます!
特にメトロの利用頻度と旅行回数によって、どちらがお得になるかが大きく変わってきます。例えば、東京メトロを平日30回、休日10回程度使う場合、年間の還元差額は約11,400円。シミュレーションの結果、ゴールドカードの方が年間3,700円ほどお得という結果になりました。
実際の金額シミュレーションとともに、あなたに合うカードを一緒に考えていきましょう!
旅行好きのカードの選び方の基本はこちらの記事をご覧ください。
ソラチカ一般vsゴールド 基本情報比較
まずは、両カードの基本情報を比較してみましょう。
基本情報の比較表
項目 | 一般カード | ゴールドカード |
年会費(税込) | 2,200円 | 15,400円 |
マイル移行手数料(税込) | 5,500円※1 | ー |
家族カード年会費(税込) | 1,100円 | 2,200円 |
マイル還元率 | 1.0%※2 | 1.0% |
ANAボーナス | 搭乗時10% | 搭乗時25% |
国内旅行保険 | なし | 最高5,000万円(自動付帯) |
海外旅行保険 | 最高1,000万円(自動付帯) | 最高1億円(自動付帯) |
メトロポイント | 平日5P/休日15P | 平日20P/休日40P |
空港ラウンジ | 利用不可 | 利用可能(本人のみ) |
ETCカード | 年会費無料 | 年会費無料 |
入会キャンペーン※3 | 最大43,500マイル | 最大185,500マイル※4 |
※2 10マイルコース選択時の還元率。5マイルコース選択時は0.5%
※3 2025年1月15日までのお申し込みが対象。カード決済マイルも含む。
※4 抽選除きの場合は73,000マイル。(カード決済マイルも含む)
一般カードのメリット・デメリットについて詳細はこちらの記事をご覧ください。
マイル還元の違い
基本的な還元率は両カードとも1.0%と同じですが、ANAでの搭乗時ボーナスに大きな差があります。例えば、家族4人で20万円の航空券を購入した場合、
・一般カード:200マイル(20万円×0.1%)
・ゴールドカード:500マイル(20万円×0.25%)
年に2-3回旅行する家族なら、この差は意外と大きくなります。
付帯保険の実用性
両カードとも自動付帯の海外旅行保険が付いていますが、補償額に差があります。
・一般カード:最高1,000万円
・ゴールドカード:最高1億円
ただし、海外旅行保険の補償は年会費無料のエポスカードなどをサブカードとして併用することでカバーできます。例えば、
・メインカード(ソラチカ一般):死亡・後遺障害 1,000万円
・サブカード(エポスカード):傷害 200万円、疾病 300万円
このように、賢くサブカードを組み合わせることで、保険の違いはそれほど重視する必要はないかもしれません。むしろ、マイル還元率やメトロポイントの違いの方が、日常的に体感できる価値があります。
メトロポイントの実質価値
東京メトロユーザーにとってメトロポイントの違いは、実は想像以上に大きな差になります。
・一般カード:平日5P、休日15P
・ゴールドカード:平日20P、休日40P
例えば、通勤などで月に平日30回、休日10回メトロを利用する場合、
・一般カード:約3,600ポイント/年(3,240マイル、6,480円相当)
・ゴールドカード:約9,600ポイント/年(8,640マイル、17,280円相当)
年間約5,400マイル、金額にして10,800円もの差が出ることになります。通勤や買い物でメトロを頻繁に使う方は、この違いだけでもゴールドカードの年会費の差額以上の価値があると言えます。
空港ラウンジの実用性
ゴールドカードなら、家族旅行の際に空港ラウンジが利用できます。特に子連れ旅行では重宝するポイントとして、
・搭乗までの待ち時間を快適に過ごせる
・ソフトドリンクや軽食が無料
・比較的静かな環境で子供を休ませられる
コーヒー1杯500円として、家族旅行2回で4,000円程度の価値があると考えられます。
年間費用シミュレーション
では、実際に4人家族の年間支出をもとに、どちらがお得か計算してみましょう。
計算の前提条件
・年間カード利用額:100万円
・ANA搭乗:年1回家族4人で沖縄旅行(往復20万円)
・東京メトロ利用:平日30回、休日10回/月
・入会キャンペーンは除く
一般カードの場合
・通常マイル:10,000マイル(100万円×1.0%)
・搭乗ボーナス:200マイル(20万円×0.1%)
・メトロポイント:3,240マイル(3,600ポイントから変換)
⇒合計:約13,440マイル(26,880円相当)
※1マイル=2円換算
ゴールドカードの場合
・通常マイル:10,000マイル(100万円×1.0%)
・搭乗ボーナス:500マイル(20万円×0.25%)
・メトロポイント:8,640マイル(9,600ポイントから変換)
⇒合計:約19,140マイル(38,280円相当)
シミュレーション結果
差分:5,700マイル(11,400円相当)
年会費差額:7,700円
⇒実質メリット:+3,700円/年
このシミュレーションでは、ゴールドカードの方が年間3,700円ほどお得という結果になりました。特にメトロの利用頻度が高い方は、ゴールドカードの方が年会費の元が取りやすいと言えます。
マイルの効果的な貯め方については、こちらの記事をご覧ください。
どちらのカードを選ぶ?おすすめの使い分け
こんな人は一般カードがおすすめ!
✓ 年会費は極力抑えたい
✓ 国内旅行が年1回程度
✓ 東京メトロの利用が週1-2回程度
✓ マイル獲得はゆっくりでOK
✓ サブカードと組み合わせて使える
こんな人はゴールドカードがおすすめ!
✓ 年2回以上の飛行機で国内旅行に行く
✓ 東京メトロでの通勤・通学がメイン
✓ 空港ラウンジを利用したい
✓ 大きな入会ボーナスマイルを狙いたい
✓ カード1枚でシンプルに済ませたい
カード選びで重要なポイント
カード選びで重要なのは、以下の3つのポイントです:
- メトロの利用頻度
東京メトロを通勤や通学で使う方は、ポイントの違いが大きく効いてきます。平日30回、休日10回程度の利用があれば、年会費の差額以上のポイントが貯まりやすいと言えます。逆に、週1-2回程度の利用なら一般カードで十分でしょう。 - 空港ラウンジの利用価値
家族旅行の際、特に子連れの場合は空港ラウンジが意外と重宝します。搭乗まで子供と快適に過ごせる空間として、また飲み物や軽食も無料で楽しめる場所として、思った以上に価値があるものです。年2回以上の旅行があり、ラウンジでゆっくり過ごしたい方はゴールドカードをおすすめします。 - 入会ボーナス
現在、両カードとも破格の入会キャンペーンを実施中です。
・一般カード:最大43,500マイル※
・ゴールドカード:最大185,500マイル※
※カード決済マイルも含む
この差額だけでも142,000マイル(約284,000円相当)もあります。長期的な還元率だけでなく、入会時の特典も考慮に入れると、初年度はゴールドカードの方がかなりお得と言えるでしょう。
入会特典狙いで初年度はゴールドカード、以降は一般カードに変更という戦略もありです!
以上、この記事が皆さまの参考になれば幸いです!
デハマタ~
【注意事項】
・掲載内容は2024年12月時点のものです
・カードの審査基準や特典内容等は変更される可能性があります
・詳細は公式HPでご確認ください
コメント